追子野木村(読み)おつこのきむら

日本歴史地名大系 「追子野木村」の解説

追子野木村
おつこのきむら

[現在地名]黒石市追子野木おこのき

黒石城下南方浅瀬石あせいし川南岸に沿って東西に開け、隣接の久米くめ村・中川なかがわ村・浅瀬石村とともに弘前藩猿賀組に属した。文化一三年(一八一六)南部藩の隣国便覧秘集(国会図書館蔵)や、村にある元文二年(一七三七)から宝暦三年(一七五三)までの墓石などによれば、大渡おおわたり村ともよばれたと思われる(追子野木沿革史)

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳に平賀ひらか郡の新田として「おつこの木村」とあり、村高は四五三・三一石

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android