追尋(読み)ツイジン

デジタル大辞泉 「追尋」の意味・読み・例文・類語

つい‐じん【追尋】

[名](スル)追求ついきゅう」に同じ。
「それを―して行くうちに」〈鴎外灰燼

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「追尋」の意味・読み・例文・類語

つい‐じん【追尋】

  1. 〘 名詞 〙ついきゅう(追求)
    1. [初出の実例]「今上陛下、武子丈孫、重凞累洽、追尋前業、逾勧勒修」(出典日本文徳天皇実録(879)序)
    2. 「それを追尋して行くうちに、節蔵は次第に意識の朧気になるのを感じて」(出典:灰燼(1911‐12)〈森鴎外〉一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「追尋」の読み・字形・画数・意味

【追尋】ついじん

昔のことを思いたずねる。魏・呉質〔元城に在りて魏の太子曹丕)に与ふる牋〕昔(さき)には~皆克(よ)くに復せり。規をするに、今獨り然らず、亦た異ならずや。

字通「追」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android