退体(読み)たいてい

精選版 日本国語大辞典 「退体」の意味・読み・例文・類語

たい‐てい【退体】

〘名〙 (「てい」は「体」の漢音) 俗体を改め法体となること。出家すること。たいたい。
太平記(14C後)一二「或は出塵の輩を俗体に帰し、或は退体(タイテイ)の主を帝位に即け奉る」

たい‐たい【退体】

〘名〙 (「たい」は「体」の呉音) =たいてい(退体)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報