退凡下乗(読み)タイボンゲジョウ

デジタル大辞泉 「退凡下乗」の意味・読み・例文・類語

たいぼん‐げじょう【退凡下乗】

仏語摩訶陀まかだ国王頻婆娑羅びんばしゃらによって釈迦説法の地、霊鷲山りょうじゅせんに建てられた2本の卒塔婆そとばに示された語。1本には下乗と記し、王は乗り物からおりて歩き、もう1本には退凡と記し、凡人の立ち入りを禁じたという。この四字を制札に書いて寺院門前に立てる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「退凡下乗」の意味・読み・例文・類語

たいぼん‐げじょう【退凡下乗】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法したとき、摩訶陀(まかだ)国王頻婆沙羅(びんばしゃら)がこれを聞くために道を開いて、中間に建てたという二つ卒都婆。すなわち、一つは下乗と記し、王はこの所から歩き、一つは退凡と記し、凡人をこれより内には入れさせなかったというもの。
    1. [初出の実例]「退梵下乗(タイボンケゼウ)の卒都婆も苔のみむして」(出典:高野本平家(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む