送籍(読み)ソウセキ

デジタル大辞泉 「送籍」の意味・読み・例文・類語

そう‐せき【送籍】

[名](スル)民法の旧規定で、婚姻養子縁組などにより、その人の戸籍他家の戸籍に送り移すこと。

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精選版 日本国語大辞典 「送籍」の意味・読み・例文・類語

そう‐せき【送籍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旧制で、婚姻、養子縁組などにより、その人の戸籍を他家の戸籍に送り移すこと。〔太政官布告第一七〇‐明治四年(1871)〕
  3. 戸籍謄本(とうほん)のこと。
    1. [初出の実例]「東京へ今一度立帰り家業を励んで金拵へ、錦を飾って立帰りますと偽って、送籍(ソウセキ)持って行ったぎり」(出典歌舞伎綴合於伝仮名書高橋お伝)(1879)七幕)

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