逆の峰入り(読み)ぎゃくのみねいり

精選版 日本国語大辞典 「逆の峰入り」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく【逆】 の 峰入(みねい)

当山派行者が、吉野から大峰山を経て熊野に出る入山コース。本山派の順の峰入りに対する語。逆の峰。《季・秋》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

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デジタル大辞泉 「逆の峰入り」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐の‐みねいり【逆の峰入り】

修験道の行者が大峰入りをするときに、吉野から入って熊野に出ること。真言系当山派の入山のしかた。 夏》順の峰入り

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