逋脱犯(読み)ほだつはん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「逋脱犯」の解説

逋脱犯
ほだつはん

納税義務者が不正な手段によって,各種の租税を免れる行為犯罪となる場合をいう。たとえば偽り,その他の不正な行為によって租税を逃れたり,故意印紙貼用を怠ることをいう。古くは確定した納税義務履行を免れることを逋脱といい,納税義務の確定を免れることを脱税といった。逋脱犯に対する罰則は金銭罰で,逋脱額の数倍を科するのが普通であったが,最近は自由刑も科せられるようになった。

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精選版 日本国語大辞典「逋脱犯」の解説

ほだつ‐はん【逋脱犯】

〘名〙 脱税による犯罪。納税義務者が不正な手段によって納税義務を免れたり、税額還付を受けたりすること。

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世界大百科事典内の逋脱犯の言及

【脱税犯】より

…広義では,国または地方公共団体の租税債権を直接侵害するために刑罰を科せられる行為をいう。租税犯の主要部分を占める犯罪で,逋脱(ほだつ)犯,間接逋脱犯,不納付犯,滞納処分免脱犯の4種に大別される。 (1)逋脱犯は,納税義務者が〈偽りその他不正の行為〉によって税を免れまたはその還付を受ける犯罪をいう(所得税法238,239条,法人税法159条,相続税法68条,酒税法55条,地価税法39条等)。…

※「逋脱犯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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