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透(き)額 スキビタイ

デジタル大辞泉の解説

すき‐びたい〔‐びたひ〕【透(き)額】

冠の一。前額部の髪の生え際が透いて見えるように、黒の羅(うすもの)に薄くを塗って作ったもの。近世では、頭上に当たる甲の前方に月形の穴をあけ、羅を張ってその部分だけを透かした。元服後まもない15、16歳の男子が用いる。

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世界大百科事典内の透(き)額の言及

【冠】より

…平安時代末から鎌倉にかけて,その縁の高低によって厚額,薄額などの種類ができ,後者は多く年少者や賤官(せんかん)の者が用いた。また甲に半月形の透しを入れたものを透額(すきびたい),三日月形をなしたものを半透額といい,壮者の上気の洩れるためであるといわれた。平安時代中期に額充(ひたいあて)というものができ,多くこれを着けたが,後に額がかたく塗り固められるにいたって,従来の羅頭巾のなごりをとどめたものであったろう。…

※「透(き)額」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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