通俗文(読み)ツウゾクブン

関連語 名詞 通用 実例

精選版 日本国語大辞典 「通俗文」の意味・読み・例文・類語

つうぞく‐ぶん【通俗文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 明治以降、話しことばを用い、漢字仮名を交えて総振り仮名を付けた文章。また、世間一般の人々が理解しやすい文体。だれにでもわかりやすい文章。
    1. [初出の実例]「但し初学の輩に学ばしむべき通俗文は、方今通用の支那字交の片仮名文尤(もっと)も軽便なり」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)
  3. 手紙を書く際に用いる文体。書簡文。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む