精選版 日本国語大辞典 「通小姓」の意味・読み・例文・類語 かよい‐ごしょうかよひごシャウ【通小姓】 〘 名詞 〙 ( 「通い」は給仕の意 ) 近世、寺院に仕え男色を事とした寺小姓(てらこしょう)の風をよそおい、男装して住職の身の回りの世話をし、妾の役をつとめた女。[初出の実例]「虚無僧(こもぞう)あみ笠ふかく、〈略〉これを寺がたの通(カヨ)ひ扈従(ゴセウ)と申侍る」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例