山川 世界史小辞典 改訂新版 「連邦参議院〔ドイツ〕」の解説
連邦参議院〔ドイツ〕(れんぽうさんぎいん)
Bundesrat
1871年のドイツ帝国以来,連邦国家ドイツの邦(州)代表議会。ドイツ帝国時代には帝国宰相を議長として立法・行政上強大な権限を持ち,国民代表の帝国議会に対して上位に立っていた。ヴァイマル共和国の州代表機関として権限が小さく限定された国家参議院をへて,現在の連邦参議院は,同じく州代表機関として,連邦議会に対して上院的な役割を果たしている。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報