連銭(読み)レンゼン

デジタル大辞泉 「連銭」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぜん【連銭】

《「れんせん」とも》ぜにを並べた形の文様紋所

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精選版 日本国語大辞典 「連銭」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぜん【連銭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (ぜに)を並べた形の模様や飾り。また、その形の紋所。
    1. [初出の実例]「連(レン)銭の旗たてたる大船押来たりしを」(出典蒙古襲来絵詞(1293頃))
    2. [その他の文献]〔世説新語‐術解〕
  3. れんぜんあしげ(連銭葦毛)」の略。
    1. [初出の実例]「嘶来古栢暗、連銭酔難騎」(出典:本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉)
  4. 鳥「せきれい(鶺鴒)」の異名。〔毛詩草木鳥獣虫魚疏‐巻下之上・脊令在原〕

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