遊食(読み)ユウショク

デジタル大辞泉 「遊食」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しょく〔イウ‐〕【遊食】

[名](スル)職業に就かず遊び暮らすこと。また、その人。徒食
寺院に―していても、あたりまえのことのように思われて来た」〈藤村夜明け前

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遊食」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しょくイウ‥【遊食・游食】

  1. 〘 名詞 〙 職業につかないで遊んで暮らすこと。徒食(としょく)
    1. [初出の実例]「其遊食博戯之徒、不蔭贖、决杖一百」(出典続日本紀‐延暦三年(784)一〇月丁酉)
    2. [その他の文献]〔管子‐治国〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遊食」の読み・字形・画数・意味

【遊食】ゆうしよく

あそんでくらす。

字通「遊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android