過去現在因果経絵巻(読み)かこげんざいいんがきょうえまき

旺文社日本史事典 三訂版 「過去現在因果経絵巻」の解説

過去現在因果経絵巻
かこげんざいいんがきょうえまき

奈良時代最初絵巻物
『絵因果経』ともいう。料紙を上下二分し,下段釈迦 (しやか) の伝記を記した経文を,上段にその絵を描いたもの。新古の2種があり,古本天平時代の作で「古因果経」,新本鎌倉時代の作で「新因果経」と呼ばれる。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む