遏絶(読み)あつぜつ

精選版 日本国語大辞典 「遏絶」の意味・読み・例文・類語

あつ‐ぜつ【遏絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「遏」はとめる意 )
  2. たちきること。とどめ滅ぼすこと。
    1. [初出の実例]「遏絶 アツセツ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    2. [その他の文献]〔書経‐呂刑〕
  3. さえぎり止めること。排斥すること。
    1. [初出の実例]「菅根不仰。皆以遏絶之。是菅根計也」(出典江談抄(1111頃)三)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐桓帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遏絶」の読み・字形・画数・意味

【遏絶】あつぜつ

絶滅する。〔書、呂刑〕皇、庶戮(しょりく)の不辜(ふこ)(無実)なるを哀矜し、に報ずるに威を以てし、民(べうみん)を遏して、世下に在ること無(なか)らしむ。乃ち重黎(ちようれい)に命じ、地天たしむ。

字通「遏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android