遐邇(読み)かじ

精選版 日本国語大辞典 「遐邇」の意味・読み・例文・類語

か‐じ【遐邇】

  1. 〘 名詞 〙 遠い所と近い所。遠近。また、遠方近辺も。
    1. [初出の実例]「我国家遐邇承徳、天下無虞」(出典類聚三代格‐一・貞観格序(869))
    2. [その他の文献]〔司馬相如‐難蜀父老文〕

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普及版 字通 「遐邇」の読み・字形・画数・意味

【遐邇】かじ

遠近。〔三国志、呉、張温伝〕今陛下を以て、古に等しうす。~遐邇風をんで、欣せざる(な)し。

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