道果(読み)ミチハカ

デジタル大辞泉 「道果」の意味・読み・例文・類語

みち‐はか【道果/道捗】

道を行くはかどりぐあい。「―がいく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「道果」の意味・読み・例文・類語

どう‐かダウクヮ【道果】

  1. 〘 名詞 〙 仏語修行によってえられた果としてのさとり。菩提涅槃(ねはん)
    1. [初出の実例]「勤修精進如頭燃、不順忍。況得道果」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)

みち‐はか【道果・道捗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みちばか」とも ) 行程のはかどり。歩行の進みぐあい。
    1. [初出の実例]「すなはらは三里ゆけば二里もどるとかや、道ばかのゆかぬ者也」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)二)

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