道火(読み)ミチビ

精選版 日本国語大辞典 「道火」の意味・読み・例文・類語

みち‐び【道火】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 火薬の導火線。火縄。道火縄
    1. [初出の実例]「其船の火薬庫に導火(ミチビ)を点けて置たから」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉欧羅巴各国に行く)
  3. ある事柄の起こるきっかけ。いとぐち。
    1. [初出の実例]「お葉は漫然(うっかり)言ったが、端無くも其が双親の上を聯想する導火(ミチビ)となって」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む