道観長者(読み)どうかんちょうじゃ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道観長者」の解説

道観長者 どうかんちょうじゃ

伝説長者
伊賀(いが)(三重県)名張(なばり)盆地南部の村を領し,富裕で知られたが,冷酷で村人からきらわれていた。妻子病気になり,没落したことから山中にうつりすみ,やがて前非をくいて改心する。死にのぞんで東大寺のお水取りに松明(たいまつ)を寄進することを遺言。この松明寄進は名張市赤目町一ノ井地区の民俗行事として,今日ものこっている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む