デジタル大辞泉 「達磨返し」の意味・読み・例文・類語 だるま‐がえし〔‐がへし〕【▽達磨返し】 女性の髪形の一。髪の先をひねって鬢びんの裏側に入れ簪かんざしで止めたもの。江戸末期から明治にかけ、下町の伝法肌でんぽうはだの年増が多く結った。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「達磨返し」の意味・読み・例文・類語 だるま‐がえし‥がへし【達磨返】 〘 名詞 〙 女の髪の結い方の一つ。髪をねじって頭上に留めたもの。側面から見て達磨の形に似るところからいう。文化・文政(一八〇四‐三〇)以降、江戸で裏店(うらだな)の人たちの間に行なわれた。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕達磨返〈吾妻余波〉 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例