デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠山荷塘」の解説 遠山荷塘 とおやま-かとう 1795-1831 江戸時代後期の僧。寛政7年生まれ。陸奥(むつ)石巻(いしのまき)(宮城県)の人。豊後(ぶんご)(大分県)で広瀬淡窓に入門。長崎で唐話(中国語)と清(しん)(中国)の民間音楽をおさめる。のち江戸にすみ,朝川善庵らに「西廂(せいしょう)記」などを講義した。天保(てんぽう)2年7月1日死去。37歳。法名は松陀,円陀。字(あざな)は一圭。別号に一噱道人。著作に「訳解笑林広記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例