遠州高取(読み)えんしゅうたかとり

精選版 日本国語大辞典「遠州高取」の解説

えんしゅう‐たかとり ヱンシウ‥【遠州高取】

〘名〙 高取焼の一つ。小堀遠州の好みをとり入れた高取焼の茶器。遠州高取焼。
※風俗画報‐一六〇号(1898)器財門「正保の頃 西暦一千六百四十年代 に製せるを遠州高取(エンシウタカトリ)と称へしは小堀遠州の好に由り」

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デジタル大辞泉「遠州高取」の解説

えんしゅう‐たかとり〔ヱンシウ‐〕【遠州高取】

小堀遠州の好みで作られた高取焼の茶道具。「染川」「横岳」「秋の夜」などの茶入れが代表的。

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世界大百科事典内の遠州高取の言及

【高取焼】より

…《高取歴代記録》は黒田長政を通じて高取焼の陶工と茶人小堀遠州との交渉を記しているが,そうした史料を裏づける陶片であった。初期に次ぐ高取焼の窯は飯塚市幸袋にある白旗山窯で,1630年(寛永7)から65年(寛文5)まで活動したと伝え,遠州好みの洗練された茶陶(遠州高取)はこの時期に焼造された。1665年に窯は朝倉郡小石原に移り,小石原鼓窯,中野窯が高取焼の系譜をまもった。…

※「遠州高取」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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