遠識(読み)えんしき

精選版 日本国語大辞典 「遠識」の意味・読み・例文・類語

えん‐しきヱン‥【遠識】

  1. 〘 名詞 〙 未来を見通すような深い学識や意見。遠大な識見。すぐれた考え。
    1. [初出の実例]「古より倭漢ともに大智遠識の人の、己が材智に傲(おごり)て、好で自から用るをきかず」(出典駿台雑話(1732)四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐段伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遠識」の読み・字形・画数・意味

【遠識】えん(ゑん)しき

遠い将来を見通す見識。〔晋書、盧欽伝〕欽、澹にしてり。志を經に篤うす。孝に擧げらるるも、行かず。

字通「遠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む