コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

遣形 やりかたbatter board

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

遣形
やりかた
batter board

家屋や堤防などの工事施工のとき,位置,高さ,溝の深さ (根切り) の基準として現場に造る仮設物。図面により縄張りを定め,要所要所に (遣形杭,水杭) を打ち,杭と杭の間に一定の高さに合せた水平の貫板 (遣形貫,水貫) を打ちつけて連結する。貫板に柱の中心,内外壁面などを墨引きして水糸を張り,建物や基礎の位置,高さなどを正確に決める。日本の大工の伝統的な工法で,現場に合せた実際のレイアウトなので,狂いを未然に防ぐ方法として現在も行われる。遣形杭は,頭を「矢はず」「いすか」に切込んで,重要性を明示してある。遣形は建物の角のものを「すみ遣形」,途中のものを「ひら遣形」という。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

遣形の関連キーワード仮設構造物登録型派遣日雇い派遣製造派遣

今日のキーワード

吝か

[形動][文][ナリ]1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに吝かではない」2 思い切りの悪いさま。「民衆も天才を認めることに―であるとは信じ難い」〈芥川...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android