適従谷(読み)てきじゅうこく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「適従谷」の意味・わかりやすい解説

適従谷
てきじゅうこく

地質構造上の弱線、たとえば断層破砕帯や柔らかい地層の部分に沿って選択侵食が働いた結果生じる谷。この谷の中を流れる川を適従河川という。断層谷堆積(たいせき)岩の走向に沿って発達する走向谷は適従谷であることが多い。流路は地表の一般傾斜の方向とは無関係で、格子状水系を生ずる。アパラチア山脈では褶曲(しゅうきょく)構造に支配されて北東―南西方向の縦谷(じゅうこく)が発達し、適従谷の典型例とされている。

[髙山茂美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「適従谷」の意味・わかりやすい解説

適従谷【てきじゅうこく】

地質構造の弱線に沿って選択的に浸食が進み,形成された谷。硬軟互層の走行方向にできた走向谷,古い断層線の弱い地層に沿ってできた断層線谷,地層の節理に沿ってできた節理谷などがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む