適書(読み)てきしょ(その他表記)right book

図書館情報学用語辞典 第5版 「適書」の解説

適書

特定利用者の能力性格嗜好に適した図書雑誌などの資料良書とともに,資料の選択提供に際しての判断に用いられる概念である.すなわち,良書が一般的な評価基準としているのに対し,適書は利用者からの要求を基準としている.たとえ世間的には価値が低い資料とみなされていても,特定の個人にとっては意味のある資料として活用される可能性があるからである.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む