遮戒(読み)シャカイ

精選版 日本国語大辞典 「遮戒」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐かい【遮戒】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。本来罪悪ではないが、必要あって仏が制した戒をいう。飲酒戒(おんじゅかい)など。性戒の対。
    1. [初出の実例]「飲酒遮戒過軽」(出典:咄本・醒睡笑(1628)五)
    2. [その他の文献]〔梵綱経菩薩戒本疏‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遮戒」の意味・わかりやすい解説

遮戒
しゃかい

仏教用語。性戒 (しょうかい) の対。釈尊によって戒が制定されているか否かに関係なく,本質的に罪悪である殺生などを禁じた戒を性戒というが,これに対して,それ自体は罪悪ではないが,本質的な罪悪を誘発したり人々に非難されたりしないよう特に制止した戒を遮戒という。たとえば飲酒を制止すること。性戒と遮戒を合せて二戒という。 (→遮罪 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む