デジタル大辞泉 「遮」の意味・読み・例文・類語 しゃ【遮】[漢字項目] [常用漢字] [音]シャ(呉)(漢) [訓]さえぎるさえぎる。「遮光・遮断・遮蔽しゃへい」[難読]遮莫さもあらばあれ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「遮」の読み・字形・画数・意味 遮常用漢字 14画(旧字)15画 [字音] シャ[字訓] さえぎる[説文解字] [字形] 形声声符は庶(しよ)。〔説文〕二下に「遏(とど)むるなり」とあり、禁遏(きんあつ)して遮断するをいう。庶は廚で鍋を火にかける形で、ものを煮る意であるから、遮断の意ならば、お土居をいう(と)の初文である(者)が、遮る意をもつ字である。煮るのにを用い、遮るのに庶を用いるのは、両字同声であるので互易したものであろう。「(さもあらばあれ)」は唐詩などにみえる語である。[訓義]1. さえぎる、とめる、たちきる、へだてる、まちうける。2. 遮は、さもあらばあれ。3. 庶と通じ、おおい。4. と通じ、この、これ、5. 者と通じ、両事を区別するときの詞に用いる。[古辞書の訓]〔名義抄〕 サイキル・サマタク・サハル・サシヌク・カクス・サシカクス・トフ・オフ・サマラハレ/ アヂキナシ・サモアラバアレ 〔字鏡集〕 サフ・タツ・サヒ・ヲフ・イル・トフ・サシヌク・サマラレハレ・サハル・サマタク・カクス・アキラカ・サハク・サイキル・サシカラス[熟語]遮渠▶・遮▶・遮遏▶・遮育▶・遮隠▶・遮映▶・遮翳▶・遮掩▶・遮回▶・遮害▶・遮蓋▶・遮礙▶・遮扞▶・遮眼▶・遮劫▶・遮撃▶・遮箇▶・遮護▶・遮行▶・遮止▶・遮日▶・遮手▶・遮截▶・遮絶▶・遮蔵▶・遮断▶・遮天▶・遮冬▶・遮道▶・遮撥▶・遮▶・遮防▶・遮面▶・遮▶・遮要▶・遮擁▶・遮邀▶・遮抑▶・遮闌▶・遮▶・遮留▶・遮▶・遮列▶・遮▶・遮路▶・遮籠▶[下接語]強遮・迎遮・固遮・蔵遮・遮・遮・遮・要遮 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報