デジタル大辞泉 「選り取る」の意味・読み・例文・類語 えり‐と・る【▽選り取る】 [動ラ五(四)]《「えりどる」とも》「選び取る」に同じ。よりどる。「妙に―・って揃えたもんだな」〈鏡花・婦系図〉 より‐ど・る【▽選り取る】 [動ラ五(四)]《「よりとる」とも》多くのものの中から選んで取る。選び取る。えりとる。「安売りの品から―・る」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「選り取る」の意味・読み・例文・類語 より‐ど・る【選取】 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「よりとる」とも ) いくつかあるものの中から、よって取る。えらびとる。えりとる。[初出の実例]「小言の候の、ヘン、撰取(ヨリドッ)て十三文すてきと並やアがった」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初) えり‐と・る【選取】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「えりどる」とも ) =えらびとる(選取)[初出の実例]「ただし、たれかその人をばゑりとらんずるぞ」(出典:愚管抄(1220)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例