遺徳(読み)イトク

デジタル大辞泉 「遺徳」の意味・読み・例文・類語

い‐とく〔ヰ‐〕【遺徳】

死後にまで残るその人の人徳後世にのこる恩徳。「故人遺徳をしのぶ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺徳」の意味・読み・例文・類語

い‐とく ヰ‥【遺徳】

〘名〙 後世に残された徳。死後に残された徳。
史記抄(1477)八「是も文章の遺徳なり」 〔史記‐主父偃伝〕

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普及版 字通 「遺徳」の読み・字形・画数・意味

【遺徳】い(ゐ)とく

前人の徳。蜀・諸亮〔出師の表〕に宜しくを開張し、以て先を光(おほい)にし、志士の氣を弘すべし。

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