遺響(読み)イキョウ

デジタル大辞泉 「遺響」の意味・読み・例文・類語

い‐きょう〔ヰキヤウ〕【遺響】

あとに残る響き。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。

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精選版 日本国語大辞典 「遺響」の意味・読み・例文・類語

い‐きょうヰキャウ【遺響】

  1. 〘 名詞 〙 あとにのこるひびき。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。
    1. [初出の実例]「世所称菅三品是也〈略〉優柔平暢。元白遺響」(出典日本詩史(1771)一)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐西征賦〕

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普及版 字通 「遺響」の読み・字形・画数・意味

【遺響】いきよう(ゐきやう)

後にまで残る響き。余韻。宋・軾〔赤壁の賦〕飛仙を挾んで以て遨し、きて長(とこし)へにへんこと、驟(には)かに得べからざるを知り、悲風に託す。

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