デジタル大辞泉
「邪」の意味・読み・例文・類語
じゃ【邪】
1 心がねじ曲がって正しくないこと。また、その人。よこしま。不正。「正は邪を制す」⇔正。
2 野球で、邪飛の略。ファウルフライ。「三邪」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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よこ‐しま【邪・横しま】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 横の方向であること。また、そのさま。よこむき。よこさま。
- [初出の実例]「群臣、共に視て横(ヨコシマ)の源(うなかみ)を决(さく)り海に通(かよ)はせて」(出典:日本書紀(720)仁徳一一年四月(前田本訓))
- ② 正しくないこと。道にはずれていること。横暴なこと。また、そのさま。邪悪。非道。よこさま。
- [初出の実例]「ほとけ仏にさづけてよこしまなることなきは、すなはち自受用三昧、その標準なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
じゃ【邪】
- 〘 名詞 〙
- ① よこしまなこと。心のねじけていること。また、その人。悪人。不正。奸佞(かんねい)。
- [初出の実例]「祈(ねが)はくは奇記を覧る者、邪を却(しりぞ)け、正に入り、諸悪作(な)すこと莫(な)く」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
- [その他の文献]〔易経‐乾卦〕
- ② 人体、人心に有害なもの。たちのわるい熱病。邪気。〔南史‐顧歓伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「邪」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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