部屋持(読み)ヘヤモチ

デジタル大辞泉 「部屋持」の意味・読み・例文・類語

へや‐もち【部屋持(ち)】

自分専用の部屋を持つこと。また、その人。
《「部屋持ち女郎」の略》江戸吉原の遊郭で、自分の部屋を持つ女郎。座敷持ちの下位で、揚げ代は昼夜一分いちぶから二分

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精選版 日本国語大辞典 「部屋持」の意味・読み・例文・類語

へや‐もち【部屋持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一室を特に自己の専用とすること。また、その人。
  3. 「部屋持女郎」の略。江戸吉原の遊郭の女郎の階級の一つ。専用の部屋を持つ。座敷女郎の下位、回り女郎の上位
    1. [初出の実例]「女良意(にょらい)と成て部屋持座敷持の興主となる」(出典談義本・当世花街談義(1754)品四)
  4. 相撲で、部屋を持っている親方
    1. [初出の実例]「年寄の重なるものには、部屋持(ヘヤモチ)ありて、力士を養成せり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

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