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郭忠恕 かくちゅうじょ

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百科事典マイペディアの解説

郭忠恕【かくちゅうじょ】

中国,宋初の画家。洛陽の人。篆隷(てんれい)の書に巧みで,楼閣の絵にすぐれた。界画をよくし,精緻(せいち)な写実に徹しながら,壮麗で閑雅な趣を備えていたといわれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

かくちゅうじょ【郭忠恕 Guō Zhōng shù】

?‐977
中国,五代・宋初の小学(文字学)研究者。また,北宋第一の界画作家としても知られる。河南省洛陽の人。字は恕先。不羈奔放の言動が多く,政治的には不遇であった。しかし,小学研究の分野では,字形の変遷と字音・字義との関係について重要な業績を残し,美術史的にも,界画に潑墨山水画を組み合わせて,界画の歴史に新生面を切り開く画期的な存在であった。著書に《汗簡》《佩觽(はいけい)》,伝称作品に《雪霽江行図》(台北故宮博物院ネルソン美術館)などがある。

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世界大百科事典内の郭忠恕の言及

【輞川図巻】より

…盛唐の詩人王維は,藍田(陝西)に輞川荘を営み,画家としてみずから壁画輞川図を描いたが,五代以後になると,王維の詩を基に,その勝景20を描いた横巻形式の輞川図が盛んに制作された。なかでも北宋初期の郭忠恕の輞川図巻は,元以後流行し,趙孟頫(ちようもうふ),唐棣,王蒙,郭世元(石刻),王原祁(おうげんき)などによって模本が作られ,気勢表現など画法の面で大きな影響を与えた。【曾布川 寛】。…

※「郭忠恕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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