汗簡(読み)カンカン

デジタル大辞泉 「汗簡」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん【汗簡】

汗青かんせい」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「汗簡」の意味・読み・例文・類語

かん‐かん【汗簡】

〘名〙 (昔中国で、文字を書くときに、青竹を火にあぶり、その脂気を取り除いた後に書きつけたところから) 文書を書くために用いる青竹の札。転じて、ながく後世に伝えられる文書や書籍史書記録汗青。簡汗。
菅家文草(900頃)一・八月十五夜厳閤尚書授後漢書畢「肩舁汗簡、手執韋編」 〔庾信‐預麟趾殿校書詩〕

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普及版 字通 「汗簡」の読み・字形・画数・意味

【汗簡】かんかん

汗青。

字通「汗」の項目を見る

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