最新 世界スポーツ人名事典 「郭泰源」の解説
郭 泰源(カク タイゲン)
Kuo Tai-yuan
プロ野球
生年月日:1962年3月20日
国籍:台湾
出生地:台南
学歴:長栄高卒
受賞歴:MVP(パリーグ)〔1991年〕
経歴:台湾・合作金庫に入り、1983年アジア選手権優勝、’84年ロス五輪で台湾代表として活躍。同年日本プロ野球の西武に入団。’85年6月4日、平和台球場で日本ハムを相手にノーヒットノーランを達成。’86年に5勝7敗16セーブ、’87年に13勝4敗の成績を残し、’88年のオープン戦では再びノーヒットノーランを演じた。同年勝率1位。’91年9連続勝利を含む自己最多16勝(6敗)をマークし、パリーグMVPの他、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。’94年5月通算100勝を達成。同年最優秀防御率を獲得。“オリエンタル・エクスプレス”と恐れられた快速球とスライダーを武器に、西武の黄金時代を支えた。’97年限りで現役を引退。通算成績は272試合登板、117勝68敗18S、1069奪三振、防御率3.16。’98年台湾のプロ野球4チームを運営する台湾大連盟球団部最高技術顧問に就任。2004〜2005年台湾リーグの誠泰コブラズ監督。2007年台湾代表監督。2010年代表コーチとして広州アジア大会に参加。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報