鄒魯(読み)すうろ

精選版 日本国語大辞典 「鄒魯」の意味・読み・例文・類語

すう‐ろ【鄒魯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鄒」は孟子生国、「魯」は孔子の生国 )
  2. 孔子と孟子の教え。
    1. [初出の実例]「既而直泝鄒魯之旨、沈潜多年、会其真詮」(出典童子問(1707)序)
  3. 儒教における二人聖人、孔子と孟子を生んだことから、礼儀文化の盛んな地をいう。
    1. [初出の実例]「英国の学校は、『カンブリッチ』と『オキシホール』、両所に建たる大学校、尤も盛大にて、英国の鄒魯とも云べき所なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    2. [その他の文献]〔荘子‐天下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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