コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鄭希得 てい きとく

2件 の用語解説(鄭希得の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鄭希得 てい-きとく

1573-? 朝鮮王朝の文人。
宣祖6年生まれ。豊臣秀吉の第2次朝鮮出兵(慶長の役)で蜂須賀家政の水軍部将森忠村に捕らえられ阿波(あわ)徳島に連行されるが,文人として厚遇され,慶長4年帰国し,のち進士に合格した。日本での日記「月峯海上録」がある。慶尚道出身。字(あざな)は子吉。号は月峯。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

鄭希得

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:宣祖6(1573)
朝鮮王朝中期の文人。日本語読みは「てい・きとく」。慶尚道晋州咸平の人。字は子吉。号は月峯。豊臣秀吉の慶長の役(1597)の際,全羅道霊光郡七山洋に避難中,蜂須賀家政の水軍武将森忠村に捕らえられ,阿波(徳島県)徳島城下に連行される。家政の朝鮮出陣中の留守居役東首座に優遇され,詩文を応酬するなど比較的自由な生活が許された。翌年帰国が許され,のちに進士に合格。没年は1623年,1640年の2説あり。幼少より文才に優れ,日本での見聞や詩などを収めた著作『月峯海上録』は,朝鮮人被虜人の一端を知る貴重な史料である。<参考文献>中村栄孝『日鮮関係史の研究』中,内藤雋輔『文禄・慶長役における被虜人の研究』

(関周一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

鄭希得の関連キーワード朝鮮王朝実録李朝実録論語読み朝鮮王室儀軌金誠一黄允吉洪喜男申維翰趙泰億朴瑞生

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone