酒井鎬次(読み)サカイ コウジ

20世紀日本人名事典 「酒井鎬次」の解説

酒井 鎬次
サカイ コウジ

大正・昭和期の陸軍中将



生年
明治18(1885)年11月4日

没年
昭和48(1973)年3月2日

出生地
愛知県

学歴〔年〕
陸士〔明治38年〕卒,陸大〔明治45年〕卒

経歴
明治39年歩兵少尉、大正4〜7年第1次大戦中のフランス駐在、8年から平和条約実施委員として欧州駐在。12年陸大教官、参謀本部員、国際連盟陸軍代表随員、歩兵第22連隊長、昭和6年陸大教官、9年同研究部長、混成第1旅団長、留守師団長、12年中将、14年第109師団長、15年予備役。18年召集で参謀本部付、19年召集解除。戦史、戦争理論の研究者で、敗戦前、近衛文麿の依頼で終戦策を練った。著書に「戦争指導の実際」「戦争類型史論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井鎬次」の解説

酒井鎬次 さかい-こうじ

1885-1973 大正-昭和時代前期の軍人
明治18年11月4日生まれ。第一次大戦中フランスに駐在し,その後も国際連盟代表随員などとしてヨーロッパ活動。母校陸軍大学校の教官などを歴任し,おもに研究・教育分野で活躍した。昭和12年陸軍中将,14年第百九師団長。昭和48年3月2日死去。87歳。愛知県出身。著作に「戦争指導の実際」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「酒井鎬次」の解説

酒井 鎬次 (さかい こうじ)

生年月日:1885年11月4日
大正時代;昭和時代の陸軍軍人。中将
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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