酒番(読み)サカバン

デジタル大辞泉 「酒番」の意味・読み・例文・類語

さか‐ばん【酒番】

酒のかん世話をすること。また、その人。燗番
江戸時代、芝居仲間が大入り祝いとして催した慰労宴。

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精選版 日本国語大辞典 「酒番」の意味・読み・例文・類語

さか‐ばん【酒番】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 酒宴で、酒の燗(かん)をする者。燗番。
    1. [初出の実例]「酒番はうるさひ蚊たとあてこすり」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻五)
  3. 江戸時代、芝居仲間の一種の酒宴。役者狂言役割にちなんだ趣向を案じ、酒肴を持ち寄って行なうもの。
    1. [初出の実例]「今楽屋において酒番といふものたえず興行あり」(出典:茶番狂言早合点(1821‐24)初)

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