酒蒸(読み)サカムシ

精選版 日本国語大辞典 「酒蒸」の意味・読み・例文・類語

さか‐むし【酒蒸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蒸物料理の一つ。軽く塩をした魚介類を酒にひたしておいて、酒がよくしみこんだときをみはからって蒸器でむしたもの。さけむし。
    1. [初出の実例]「酒蒸しもかぶと焼きもとおっしゃるんじゃないかしら」(出典:夢の浮橋(1970)〈倉橋由美子〉花曇り)
  3. さかむしタバコ(酒蒸煙草)」の略。
    1. [初出の実例]「さう云っても、酒(サカ)むしは気障(きざ)だよ」(出典:歌舞伎・四天王櫓礎(1810)四立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む