共同通信ニュース用語解説 「重大少年事件の記録廃棄」の解説
重大少年事件の記録廃棄
1997年の神戸連続児童殺傷事件で神戸家裁が記録を廃棄していたことが10月に判明したのを契機に、2004年の佐世保小6女児殺害事件や06年の奈良医師宅放火殺人事件など、各地の重大少年事件でも記録廃棄が次々と明らかになった。一方、00年の西鉄高速バス乗っ取り事件は佐賀家裁で事実上の永久保存に当たる「特別保存」として扱われている。93年の山形・明倫中マット死事件は期限を延長して保存。特別保存の適用を巡って各地の判断が分かれている。
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