重曹泉(読み)ジュウソウセン(その他表記)sodium bicarbonated spring

日本大百科全書(ニッポニカ) 「重曹泉」の意味・わかりやすい解説

重曹泉
じゅうそうせん

炭酸水素塩泉の、1978年(昭和53)の鉱泉分析法の改定以前の呼称

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「重曹泉」の意味・わかりやすい解説

重曹泉
じゅうそうせん
sodium bicarbonated spring

鉱泉一種で,アルカリ泉ともいう。水 1kg中に溶存物質として,炭酸水素ナトリウム (重曹) を 340mg以上含有しているもの。水中では加水分解して,弱アルカリ性を示す。硫化水素などの酸性泉に比べて,無色無臭で,肌になめらかな感じがするのが特徴土湯 (福島県) ,磯部 (群馬県) など。

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