重枝繁蔵(読み)しげえだ はんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「重枝繁蔵」の解説

重枝繁蔵 しげえだ-はんぞう

1831-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)2年生まれ。農家出身で,周防(すおう)(山口県)立野の慕義会で学僕としてまなぶ。近江(おうみ)(滋賀県)膳所(ぜぜ)藩士粟屋良之助(あわや-りょうのすけ)にしたがって京都にいき,禁門の変でたたかう。敗戦後,高松藩兵に捕らえられ,元治(げんじ)元年11月処刑された。34歳。長門(ながと)(山口県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android