重草履(読み)かさねぞうり

精選版 日本国語大辞典 「重草履」の意味・読み・例文・類語

かさね‐ぞうり‥ザウリ【重草履】

  1. 〘 名詞 〙 真竹(たけのかわ)を表とし、淡竹(はちく)を中として、裏に革をつけた三枚重ねの草履遊女の上草履は、五枚重ねられた。
    1. [初出の実例]「重ね草履(サウリ)の尻の切て有た様子では、たんと汁のたらぬ風俗」(出典浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む