精選版 日本国語大辞典 「重草履」の意味・読み・例文・類語 かさね‐ぞうり‥ザウリ【重草履】 〘 名詞 〙 真竹の(たけのかわ)を表とし、淡竹(はちく)のを中として、裏に革をつけた三枚重ねの草履。遊女の上草履は、五枚重ねられた。[初出の実例]「重ね草履(サウリ)の尻の切て有た様子では、たんと汁のたらぬ風俗」(出典:浮世草子・諸道聴耳世間猿(1766)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例