重衡(読み)シゲヒラ

精選版 日本国語大辞典 「重衡」の意味・読み・例文・類語

しげひら【重衡】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 握り飯に茶をかけて食うこと。
    1. [初出の実例]「重衡 結ひ飯に茶をかけて食を重衡と云〈略〉結ひ飯に茶をかけたるは奈良茶飯に勝ると云意也」(出典:俚言集覧(1797頃))
  2. [ 2 ]
    1. [ 一 ] 京都市上京区新町通一条上ルにあった銘酒屋屋号。また、そこで造る酒の銘をもいうか。近世から明治三〇年代ごろまで続いた。〔雍州府志(1684)〕
    2. [ 二 ] 謡曲笠卒都婆(かさそとば)」の別名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む