野口之布(読み)のぐち ゆきのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野口之布」の解説

野口之布 のぐち-ゆきのぶ

1831*-1898 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)元年12月16日生まれ。加賀金沢藩家老横山氏の臣。昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。勤王をとなえ,幕府の長州攻撃に反対禁門の変後の勤王党弾圧により終身禁固となる。維新後,司法省などに勤務した。明治31年3月22日死去。69歳。字(あざな)は士政。通称は斧吉,磊蔵。号は犀陽。著作に「加賀藩勤王始末」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む