野小豆(読み)ノアズキ

デジタル大辞泉 「野小豆」の意味・読み・例文・類語

の‐あずき〔‐あづき〕【野小豆】

マメ科蔓性つるせい多年草山野に生え、葉はクズに似て小さい。夏から秋、黄色蝶形の花をつける。ひめくず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 蔓性 名詞

精選版 日本国語大辞典 「野小豆」の意味・読み・例文・類語

の‐あずき‥あづき【野小豆】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科のつる性多年草。本州の関東以西、四国、九州の山野に生える。葉は長柄三葉からなり、クズに似るがずっと小さい。夏から秋にかけ、葉腋に短い花軸を出しややアズキに似た黄色の蝶形花を三~八個ずつつける。豆果は広線形で扁平の莢で長さ四~五センチメートル、短い軟毛を帯び六個ほどの種子を含む。漢名、野扁豆。ひめくず。きつねあずき。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android