野本恭八郎(読み)ノモト キョウハチロウ

20世紀日本人名事典 「野本恭八郎」の解説

野本 恭八郎
ノモト キョウハチロウ

明治〜昭和期の社会事業家 新潟県議。



生年
嘉永5年10月24日(1852年)

没年
昭和11(1936)年12月4日

出生地
越後国刈羽郡横沢村(新潟県刈羽郡小国町)

旧姓(旧名)
山口

別名
号=互尊

経歴
越後の大地主・山口平三郎の子として生まれ、明治5年長岡の豪商・野本家の婿養子になり同家を継ぐ。第六十九国立銀行取締役、長岡電燈会社取締役、新潟県会議員などを務める。互尊即独尊を説き、大正4年長岡に互尊文庫(長岡市立中央図書館の前身)を創設。昭和9年全財産を投じて日本互尊社を設立したが、同社はその後、社会教育事業に寄与した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野本恭八郎」の解説

野本恭八郎 のもと-きょうはちろう

1852-1936 明治-昭和時代前期の社会教育家。
嘉永(かえい)5年10月24日生まれ。第六十九国立銀行取締役,新潟県会議員などをつとめる。互尊即独尊を説き,大正4年長岡に互尊文庫を創設。昭和9年には日本互尊社を設立し,全財産を寄付した。昭和11年12月4日死去。85歳。越後(えちご)(新潟県)出身旧姓は山口。号は互尊。
格言など】独尊は互尊と知れ,互尊は独尊と覚れ(信条)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「野本恭八郎」の解説

野本 恭八郎 (のもと きょうはちろう)

生年月日:1852年10月24日
明治時代-昭和時代の実業家;社会事業家。長岡電灯会社取締役
1936年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android