野辺地城跡(読み)のへじじようあと

日本歴史地名大系 「野辺地城跡」の解説

野辺地城跡
のへじじようあと

[現在地名]野辺地町 野辺地

野辺地町の中心街の南、通称城内じようないにある。野辺地川の右岸に位置する。一名錦鶏きんけい城。

天正二〇年(一五九二)の諸城破却書上に「(糠部郡之内)野辺地 山城 七戸将監持分唐ノ供留守左近」とあり、七戸将監の持城であったが、破却を免れている。建設年代は不明。七戸将監は七戸氏の分れで野辺地氏を称したともいわれ、早くから七戸氏の勢力下にあったものとみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む